交差法で裸眼立体視

専門は何かと聞かれたときには、知覚心理学、または視覚心理学と答えているぐらいです。
当然ながら、裸眼立体視は、平行法だろうが交差法だろうが自由自在にできます。
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…えーと、すみません、さっき初めて交差法での両眼融合に成功しました(^^;
先日、講義で両眼立体視の話をしたのですが、「そういえば自分は交差法ができないんだよな〜」、ということを思い出し、練習してみたのでした。
平行法は得意なんですけどね〜
ステレオグラムと自分の目の間に人差し指を立て、その先端を見つめて寄り目にする、という方法で練習を始めました。
うまい距離に人差し指を立てると、左右両目用の2枚の画像が、3枚に見えます。
ここまでは簡単です。
最初の状態では、人差し指の先端に目の焦点が合っているので、ステレオグラムの方はぼやぼや〜っと見えています。
そこで、寄り目の状態を保持したまま、目の焦点をステレオグラムの方に移動させれば、3枚に見えているステレオグラムの中央のものが、くっきり立体的に見えるはずです。
しかしなかなかうまく行きません。
ステレオグラムの方に焦点を合わせようとすると、寄り目の状態が解除されてしまいます。
このとき、ぼやけた人差し指が二本見えることになります。
寄り目に戻すため、人差し指の先端を見つめると、人差し指はきれいに一本に見えます。
しかし、目の焦点も人差し指の方に移動してしまい、ステレオグラムがぼやぼやになってしまいます。
通常われわれは、左右の眼の視線が交差したところに目の焦点を合わせています。
しかし、裸眼立体視では、視線が交差したところ(この場合人差し指の先端)とは別の場所(ステレオグラム)に焦点を合わせる、という異常な状態を作り出さなければなりません。
この異常な状態がなかなか作り出せないんですよね。
私の場合、こんなふうにしたらうまくいきました。
視線が交差する位置と、最終的に焦点を合わせる位置(=ステレオグラム)との間の矛盾が少なくなるように、ステレオグラムは30cmくらいの短い距離で観察しました。
ステレオグラムの前に立てた人差し指を見つめ、目を寄り目の状態にしました。
最初のうち、目の焦点は人差し指に合ってしまっているので、ステレオグラムはぼやけて見えます。
それでも構わず、見つめ続けました。
ぼやけていても、寄り目の状態が適切ならば、ステレオグラムからなんとなく立体感が得らるはずです。
ぼやけているなりに立体感がある、という状態が得られるまで、人差し指の位置を調節しながらみつめつづけました。
おお!なんとなく、ですが、ぼやけた状態で立体的に見えてきました。
しかし、意図的に焦点をステレオグラムに合わせる努力はしません。
ぼやけた状態での立体感を観察し続けました。
しばらくすると(数分)、何かの拍子にステレオグラムがくっきりと見え、交差法の裸眼立体視が成立しました。
めでたい!
スリスリめでたい!
まあ、その「何かの拍子」ってのが重要なんでしょうけど、よくわかりません。
まばたきを繰り返した直後にうまくいったような気もしますが…どうでしょう?
あー、でも目の奥が痛くなりますね(^^;
平行法のほうが楽だわコリャ。
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