不気味の谷 (1)
「不気味の谷」という、なんだかインパクトのある言葉があります。
ロボットがどんどん人間に似ていくと、それを見た人間はどう感じるだろうか?ということに関する仮説のことです。
元々、ロボット工学者の、森・メカモ・政弘先生が考えた仮説ですが、uncanny valleyという英訳がほぼ定着していて、国内外で広く知られるようになりました。

森先生は、不気味の谷を説明するために、上にあるようなグラフを使いました。
横軸は、ロボットや人形などの人工物が、人間にどのくらい似ているかを表しています。
左端の方はあんまり人間に似ていないもの、例えば産業用ロボットなんかが位置付けられます。
右にいくにつれてどんどん人間に似てきて、ホンダのアシモみたいな人間型(ヒューマノイド)ロボットが出てきます。リカちゃん人形なんかも、横軸の真ん中あたりに位置することになるのかな?
さらに右にいくと人間との類似性が高まっていって、右端の部分では完全に人間と区別できなくなります。いわゆるアンドロイドですね。
縦軸は、そういった人工物を見たときに、人間が感じる印象を量的に表しています。
森先生の話の中では「親和感」という言葉が使われていましたが、要するに、縦軸の上の方に行くほど好印象(かっこいい、綺麗、魅力的 etc.)になって、真ん中あたりだと、どうということのない中性的印象、下の方に行くと、悪い印象(かっこわるい、異様、不気味 etc.)になる、というように理解しておけばいいと思います。
ではこのグラフは何を意味しているのか?
ロボットがどんどん人間に似ていくと、それを見た人間はどう感じるだろうか?ということに関する仮説のことです。
元々、ロボット工学者の、森・メカモ・政弘先生が考えた仮説ですが、uncanny valleyという英訳がほぼ定着していて、国内外で広く知られるようになりました。

森先生は、不気味の谷を説明するために、上にあるようなグラフを使いました。
横軸は、ロボットや人形などの人工物が、人間にどのくらい似ているかを表しています。
左端の方はあんまり人間に似ていないもの、例えば産業用ロボットなんかが位置付けられます。
右にいくにつれてどんどん人間に似てきて、ホンダのアシモみたいな人間型(ヒューマノイド)ロボットが出てきます。リカちゃん人形なんかも、横軸の真ん中あたりに位置することになるのかな?
さらに右にいくと人間との類似性が高まっていって、右端の部分では完全に人間と区別できなくなります。いわゆるアンドロイドですね。
縦軸は、そういった人工物を見たときに、人間が感じる印象を量的に表しています。
森先生の話の中では「親和感」という言葉が使われていましたが、要するに、縦軸の上の方に行くほど好印象(かっこいい、綺麗、魅力的 etc.)になって、真ん中あたりだと、どうということのない中性的印象、下の方に行くと、悪い印象(かっこわるい、異様、不気味 etc.)になる、というように理解しておけばいいと思います。
ではこのグラフは何を意味しているのか?
森先生の仮説だと、人間との類似性が極端に低い人工物に対しては、中性的な、どうでもいい印象しか抱かないんだけれど、人間に似てくるにつれて印象がどんどん良くなっていく、ということになります。
グラフでも、左端から見ていくと右上がりのグラフになっていますね。
実際、産業用ロボットよりも、ホンダのアシモだとか、アニメに出てくる人型ロボットの方が好きだ、と感じる人が多いんではないでしょうか。
しかし、えーと、ここが一番重要なんですが、人間との類似性がさらに高まっていくと、我々人間はそのような人工物に対して、嫌悪感を感じるだろう、というんですね。
そのため、グラフでは、人間との類似性がかなり高まったところで、すとーん!と落っこちています。
で、更に人間との類似性を高めて、人間と全く区別がつかないレベルに近づいていくと、また印象が回復して、最終的に最高レベルに達する。
そういう話を視覚的に表したのが上のグラフです。
基本的に右上がりのグラフなんだけれど、横軸の右の方で谷ができることになります。
この谷の部分が「不気味の谷」です。
ここで注意していただきたいのですが、
ロボット工学者である森先生が提唱したこの仮説、実は「ロボットについての」仮説ではないんですね。
ロボットを観察した「人間の反応についての」仮説なんです。
で、何かを見たときの人間の反応を研究する学問領域があって、世間では「心理学」なんて呼ばれています。
つまり、不気味の谷仮説は、心理学の仮説ってことです。
で、
よく考えたら、自分、心理学者じゃないですか。
じゃあ、この不気味の谷仮説をテーマにちょいと実験でもやってみようかな、と思ったんですね。
(不気味の谷(2)に続く)
[おねがい]
心理学の実験に参加したことがありますか?
数分で終わる簡単なゲームのようなことをしていただいています。不気味の谷に関連する実験もやっています。
「急募!」アイコンをクリックすると、大至急データが必要な実験のページが開きます。まずは実験一覧を見たいという方は、「被験者募集中!」アイコンをクリックしてください。

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グラフでも、左端から見ていくと右上がりのグラフになっていますね。
実際、産業用ロボットよりも、ホンダのアシモだとか、アニメに出てくる人型ロボットの方が好きだ、と感じる人が多いんではないでしょうか。
しかし、えーと、ここが一番重要なんですが、人間との類似性がさらに高まっていくと、我々人間はそのような人工物に対して、嫌悪感を感じるだろう、というんですね。
そのため、グラフでは、人間との類似性がかなり高まったところで、すとーん!と落っこちています。
で、更に人間との類似性を高めて、人間と全く区別がつかないレベルに近づいていくと、また印象が回復して、最終的に最高レベルに達する。
そういう話を視覚的に表したのが上のグラフです。
基本的に右上がりのグラフなんだけれど、横軸の右の方で谷ができることになります。
この谷の部分が「不気味の谷」です。
ここで注意していただきたいのですが、
ロボット工学者である森先生が提唱したこの仮説、実は「ロボットについての」仮説ではないんですね。
ロボットを観察した「人間の反応についての」仮説なんです。
で、何かを見たときの人間の反応を研究する学問領域があって、世間では「心理学」なんて呼ばれています。
つまり、不気味の谷仮説は、心理学の仮説ってことです。
で、
よく考えたら、自分、心理学者じゃないですか。
じゃあ、この不気味の谷仮説をテーマにちょいと実験でもやってみようかな、と思ったんですね。
(不気味の谷(2)に続く)
[おねがい]
心理学の実験に参加したことがありますか?
数分で終わる簡単なゲームのようなことをしていただいています。不気味の谷に関連する実験もやっています。
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