それが「一番面白い」という発想
魔界の牧場、いや、まかいの牧場というところに娘を連れて行った。

牧場内にあったトランポリンに挑戦する娘。
トランポリンの上には、いろいろな面白い飛び方を図解した看板がぶらさがっていた。
Level 1から7までの飛び方が紹介されていたが、それらに加えて更に、次のようなことが書かれていた。

おそらく、何らかの残効が生じることを言っているのだろう。
こういうのを「おもしろい!」と言うのは、知覚心理学者の発想だ。
実は、私もやってみたかったのだが…どんな残効?
似たような残効、と言えるかどうか分からないが、こんな現象ををAnstis先生が報告している。
まず、トレッドミル(ランニングマシーン)の上で30秒から1分ほどジョギングをする。
次に、トレッドミルを降りて、床の上で駆け足足踏みをする。
しかし、
同じ場所で駆け足足踏みをしようとしたつもりなのに、思わず前にとっとっとっ…と進んでしまう。
…のだそうだ。
これ、実際に体験してみたいな〜
どっかにトレッドミルないかな?
Anstis, S. (1995). Aftereffects from jogging. Experimental Brain Research, 103, 476-478.
[おねがい]
このブログで紹介している心理学的現象は、被験者さんたちの協力によって見出されてきたものばかりです。わたしも新現象発見のために、被験者を必要としています。自分がやらなくても誰かがやるから大丈夫でしょ、と思ったらそれは大間違い。
あなたの協力が必要なんです。下のアイコンをクリックすると実験内容を説明しているページが開きます。5分から10分程度の間、簡単なゲームのようなことをしていただいています。どうか御協力ください。

または東大文学部サーバーのページへどうぞ:http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~seyama/explist.html
[ランキング]
下のアイコンをクリックすると、このブログの順位が表示されます。ランキングで上位に表示されると、実験の宣伝になる可能性もありますが…果たして?



牧場内にあったトランポリンに挑戦する娘。
トランポリンの上には、いろいろな面白い飛び方を図解した看板がぶらさがっていた。
Level 1から7までの飛び方が紹介されていたが、それらに加えて更に、次のようなことが書かれていた。

おそらく、何らかの残効が生じることを言っているのだろう。
こういうのを「おもしろい!」と言うのは、知覚心理学者の発想だ。
実は、私もやってみたかったのだが…どんな残効?
似たような残効、と言えるかどうか分からないが、こんな現象ををAnstis先生が報告している。
まず、トレッドミル(ランニングマシーン)の上で30秒から1分ほどジョギングをする。
次に、トレッドミルを降りて、床の上で駆け足足踏みをする。
しかし、
同じ場所で駆け足足踏みをしようとしたつもりなのに、思わず前にとっとっとっ…と進んでしまう。
…のだそうだ。
これ、実際に体験してみたいな〜
どっかにトレッドミルないかな?
Anstis, S. (1995). Aftereffects from jogging. Experimental Brain Research, 103, 476-478.
[おねがい]
このブログで紹介している心理学的現象は、被験者さんたちの協力によって見出されてきたものばかりです。わたしも新現象発見のために、被験者を必要としています。自分がやらなくても誰かがやるから大丈夫でしょ、と思ったらそれは大間違い。
あなたの協力が必要なんです。下のアイコンをクリックすると実験内容を説明しているページが開きます。5分から10分程度の間、簡単なゲームのようなことをしていただいています。どうか御協力ください。

または東大文学部サーバーのページへどうぞ:http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~seyama/explist.html
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Koyapooさんから、トレッドミルと動く歩道の類似性を指摘していただいた。動く方向が逆だが、確かに似ている。
もし他に人がいなければ、動く歩道を逆走することでAnstis先生の現象を体験できるだろう(^^
また、Koyapooさんによれば、動く歩道を歩いていて、そこから降りた直後に、うしろから押されるような感じがするという。
慣性で前のめりになるから、というのも一つの理由だろうが、通常、移動中に急停止しても、うしろから押されるような変な感じはしない(多分)。おそらく、急停止時の慣性を予測して、それを打ち消すような動き(力の入れ方)を、(無意識に)しているからなのだろう。
だとすれば、Koyapooさんの言う、うしろから押される感じは、予測した慣性が、実際の慣性を下回っていて、打ち消し効果(イナーシャルキャンセラー!)が不十分だったために生じたと解釈できないだろうか。
「つまらん説明」と思われるかもしれないが、もしこういう説明でいいのだとすれば、慣性の予測のために使っている主要な情報が、自分自身と動く歩道との間の相対関係であることを示していて結構面白い。周辺の情景を見たり、前庭感覚を参照すれば、自分の地面に対する動きが結構速い(歩く速度+動く歩道の速度)ことはわかるはずなのだが、そういう情報は無視されてしまう(イナーシャルキャンセラーへの入力として利用されない)と言うことだ。Anstis先生も、ジョギング残効には視覚情報や前庭感覚は関係ない、と書いておられるので、動く歩道の例も、ジョギング残効も、根っこは似たような現象なのかもしれない。
もし他に人がいなければ、動く歩道を逆走することでAnstis先生の現象を体験できるだろう(^^
また、Koyapooさんによれば、動く歩道を歩いていて、そこから降りた直後に、うしろから押されるような感じがするという。
慣性で前のめりになるから、というのも一つの理由だろうが、通常、移動中に急停止しても、うしろから押されるような変な感じはしない(多分)。おそらく、急停止時の慣性を予測して、それを打ち消すような動き(力の入れ方)を、(無意識に)しているからなのだろう。
だとすれば、Koyapooさんの言う、うしろから押される感じは、予測した慣性が、実際の慣性を下回っていて、打ち消し効果(イナーシャルキャンセラー!)が不十分だったために生じたと解釈できないだろうか。
「つまらん説明」と思われるかもしれないが、もしこういう説明でいいのだとすれば、慣性の予測のために使っている主要な情報が、自分自身と動く歩道との間の相対関係であることを示していて結構面白い。周辺の情景を見たり、前庭感覚を参照すれば、自分の地面に対する動きが結構速い(歩く速度+動く歩道の速度)ことはわかるはずなのだが、そういう情報は無視されてしまう(イナーシャルキャンセラーへの入力として利用されない)と言うことだ。Anstis先生も、ジョギング残効には視覚情報や前庭感覚は関係ない、と書いておられるので、動く歩道の例も、ジョギング残効も、根っこは似たような現象なのかもしれない。
Comment
この記事を読んで、動く歩道を進行方向に小走りに歩いていて歩道が終わりフロアに足が着いたとき体が後ろから押されたように感じるのを思い出しました・・・関係ないですよね。慣性のせいかな。
ああ、動く歩道はトレッドミルと同じですね!
でも、動きが逆なので、違う現象なのでしょう。
慣性の影響はあるはずですが、なんらかの残効が生じていてもおかしくないと思います。
今度空港あたりでじっくり試してみようかな?
でも、動きが逆なので、違う現象なのでしょう。
慣性の影響はあるはずですが、なんらかの残効が生じていてもおかしくないと思います。
今度空港あたりでじっくり試してみようかな?
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