ジャンバとプリークリー

この顔を見ていると、なんだか目の焦点が合わないような、嫌な感じがすると思います。
こんな顔の明王がいますよね。
Mind Hacksには、脳が困っている状態だ、というような主旨の解説がちょっとだけ書いてありました。

リロ&スティッチに登場する宇宙人のジャンバは、目が横方向に4つならんでいて、これも非常に見づらいんですよね。どの目を見たらいいのかよくわからなくなって、(自分の)目がちらちらしてしまいます。

一方、目が一つしかない宇宙人のプリークリー。
不気味かどうかということは置いておくと、少なくとも「ちらつく」「焦点があわない」といったような見づらさは感じられません。
私だけでしょうか?
ジャンバ(および明王)とプリークリーの間で、「見づらさ」に違いがあるとしたら、それは何を意味しているのでしょうか?
もしかすると、脳が行っている、顔面パーツの数のチェック機構の性質を反映しているのかもしれません。
ある顔を観察したとき、二つの目が見えます。
しかし、顔を横から見たら、一つの目しか見えません。
顔を正面から見ても、ゲゲゲの鬼太郎みたいに髪の毛で片目が隠されていることもあり得ます。
場合によっては、両方の目が隠れて見えなくなっていることもあり得ます。
つまり、日常場面で他人の顔を観察すると、目の数は、0、1,2個のどれかだということになります。
これに対して、特殊メークをしているとかいうので無い限り、3つ以上の目を持っている顔に遭遇することは、普通はありません。
もしかすると、我々の脳は、目の数をチェックするときに、0,1,2個のどれかだ、ということはチェックするんだけれど、3つ以上の目が存在する状況を想定していないのかもしれません。
つまり、上に挙げた明王やジャンバの様に、本当は4つの目がある顔なんだけれども、最大値の2個の目だ、という前提で顔の分析をしてしまっている。
そのような前提が、実際に見えている目の総数(=4)と食い違ってしまっているため、焦点が合わないような、ちらついているような、見づらさを生み出しているかもしれません。
この話、ちゃんと考えたら、まじめな研究プロジェクトになるんじゃないでしょうか。
士郎正宗のアップルシードに登場するサイボーグのブリアレオスは、上の明王タイプの様な感じで、目が4つ(少なくとも4つ)ある顔になっています。そのような、サイボーグ(高機能障害者)を、街中で普通に見かけるような未来社会の到来に備え、サイボーグとのコミュニケーションの問題を考える上で、基礎的な心理学的データを蓄積しておくことは有益であると思われるのであーる。
だれか研究費ください(^^;
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