2006/12/31

年末にルリビタキに出会った

私の実家に滞在するのは今日が最後。
昨日のカワセミポイントに早起きして行ってきました。

カワセミ

現地に到着すると、朝食中のカワセミに遭遇しました。


ルリビタキ♀

次に、川の近くの森に足を踏み入れると、小さな鳥が目の前に降りてきました。遭遇する機会の多いジョウビタキの雌?と思いきや、ルリビタキの雌でした。なんてプリティな!初見です。


アカゲラ

同じ場所で、アカゲラとカケスにも会えました。この2種も初見です。
MAPLUSポータブルナビの「おきにいりスポット」登録データが、ずいぶん賑やかになってきました。


カワセミ2006ラスト

あちこち歩き回って、時間切れとなりました。
撤収してくると、朝食カワセミが同じ場所で待っていてくれるじゃないですか。もう一度撮影させてもらったところで、1GのSDカードがいっぱいになりました。
上のカットが、2006年に撮影した最後のデジスコ写真となりました。最後のモデルがカワセミってのは、なかなか悪くない終わり方ではないでしょうか。

ところで、私はインターネット上で心理実験を行っているところの一人の実験心理学者(帰省モード)ですが、カワセミとルリビタキとアカゲラとカケス好きな方が被験者として実験に参加していただけると大変うれしく思います。

それではみなさん良いお年を。

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2006/12/30

帰省中にカワセミに出会った

カワセミ


現在帰省中ですが、ジョウビタキの雄にまだ遭遇していません。
今回初めて足を運んだフィールドでも、まず最初にジョウビタキの雄を探そうとしていました。
しばらくすると、オレンジ色の羽が目に入り、「いたいた」とカメラを向けたのですが…

これまで、カワセミが撮影できるフィールドを必死で探してきましたが、それが実家のすぐ近くだったなんてねえ。

ところで、私はインターネット上で心理実験を行っているところの一人の実験心理学者(帰省モード)ですが、カワセミ好きな方が被験者として実験に参加していただけると大変うれしく思います。

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2006/12/29

小畔川でGPS

チョウゲンボウ


PSP+MAPLUSポータブルナビを持って、実家から近い小畔川に行ってきました。
今回は、たいへん快適に使うことができました。

まずは電源を投入して初期化。
この作業は1分以内で終了しました。

その後、GPSレシーバーをたたんだ状態で、ポケットにPSPを入れて、移動開始。

これまでと同様、鳥を発見するたびにポケットからPSPを取り出して、「おこのみスポット」登録で、鳥の情報を記録する、という作業を繰り返しました。

前回のテストでは、ポケットからPSPを取り出す度に、測位が再開するのを待たなければなりませんでした。
しかし今回は、ポケットに入れた状態でも測位し続けてくれましたので、待ち時間無しですぐに記録作業に入ることができました。

実際には、鳥を発見すると、デジスコでしばらくの間撮影を行い、その後でPSPの操作をする、という手順でした。もしかすると、移動中はポケットのなかで測位が中断していたんだけれども、立ち止まって撮影している間に測位が再開されていたのかもしれません。

PSPの文字入力にもだいぶ慣れてきましたが、キーボード入力に比べればずいぶんと時間がかかってしまいます。それでも、撮影→ちょっと時間をかけてPSP操作、という手順は結構気に入っています。しばらく立ち止まってPSPを操作していると、それまで気づかなかった鳥の泣き声が聞こえてきたりすることが何度かありました。昂ぶった「撮気」を抑えるのにちょうど良いように思います。

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2006/12/27

顔の判断の個人差

fig2


私は顔の知覚・認知に関心があるところの一人の実験心理学者で、インターネット上で実験データを集めています。
実験に参加してくださった被験者さんのデータを分析していると、かなりの個人差があることに気づきます。多くの場合、個人差は「誤差」のように扱われて、被験者全体に共通している性質を見出すことに研究上の努力の大半が費やされます。

しかし、個人差そのものが研究対象となる場合もあります。そのような個人差の極端なものとして、相貌失認(prosopagnosia)を挙げることが出来ます。
相貌失認を「個人差」と呼ぶのは適切ではないかもしれませんが、顔と顔の違いを判断するのが非常に難しい(あるいは不可能)という人たちがいて、そのような「症例」のことを言います。

顔を見て、笑っているか怒っているか、といった様な表情の違いは普通に判断できるし、若者かお年寄りかの違いとか、美人かどうか、といいったことも分かるけれど、見ている顔が誰の顔なのかを判断することが非常に難しい、などといった具合です。
道で誰かとすれ違うときに、その人が知り合いの人なのか、ぜんぜん知らない人なのかが、(最終的には分かるんだけど)直ぐには判断がつかなかったりするそうです。
すれ違った相手が知り合いだったとすると、すごく無愛想なやつだ、と思われてしまうでしょうね。そのため、相貌失認の人は、できるだけ外出しないようにするなど、人との接触を回避するような傾向も見られるそうです。

さて、この相貌失認、よく紹介されるのは、病気や事故などで、脳に損傷を受けた結果として生じる後天的な症例です。
これに対し、先天的な(生まれつきの)相貌失認というのもあるそうですが、これまでは、非常に希な例だとされてきたそうです。
ところが、Kennerknechtらの研究によると、先天的な相貌失認の人の割合は、低めに見積もっても、2%くらいの割合でいるんじゃないか、ということです。
2%っていったら、50人に1人ってことですが…本当?
そんなに大勢いたら、普通気がつきそうなもんですが、Kennerknechtらは、先天的相貌失認の人たちは、顔以外の手がかりから人物を特定するスキルを、生まれてからずっと鍛えてきているので、日常生活に支障がないため、周囲の人間から見ても相貌失認であることに気づかないし、自分自身もそうであると気づかないんだ、みたいな感じの説明をしています。

これを読んでいる人の中にも、「もしかしたら自分もそうかも」と、うちあたいしている人がいるかもしれませんね。
そういう人も、そうでない人も、アメリカとイギリスの大学が共同でやっている、ウェブ上の相貌失認テスト(みたいなもの)を、ゲーム感覚でやってみてはどうでしょうか?
リンク先ですぐに試すことが出来ます。以前私がやってみたときよりもテストの数が増えていますが、とりあえず簡単にできるのは、OLD-NEW FACES TESTってやつですかね。説明文が英語ですので、英語がすごく苦手だけどどうしてもこのテストをやってみたい、という人がいたら、大ざっぱに訳してもいいです(勝手にそんなことしていいのかな?)。

ところで、
私と共同研究者たちで、相貌失認じゃないですが、顔の判断に関する個人差の研究を進めています。まだ論文にして正式に発表する前の段階ですから、詳しいことは言えませんが、人間の顔と人形の顔の識別を数百名の人にやってもらいました。そんなもん、個人差なんてあるわけないだろう、と思われるかもしれませんが、人によって結構違いが出てきます(ただし、実験で使った顔の画像は、特殊な物です)。相貌失認のような、ものすごい個人差ではありませんでしたが、もうちょっとしたら、結果を公表したいと思っています。
もし、これを読んでいるあなたが、人間と人形の顔の区別が難しい、人とは違う基準で判断しているかもしれない、などと感じていて、しかも私たちの研究に協力しても構わない、ということであれば、是非とも申し出てください。

なんて、こんなアクセス数の少ないブログで書いてもなあ。

Kennerknecht, I., Grueter, T., Welling, B., Wentzek, S., Horst, J., Edwards, S., et al. (2006). First report of prevalence of non-syndromic hereditary prosopagnosia (HPA). American Journal of Medical Genetics Part A.


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2006/12/26

ホローフェイス錯視を実際に体験してみる(2)

まえの記事で、顔の凹凸が逆になっているドラゴンのペーパークラフトを作って、ホローフェイス錯視と同様の効果を体験する方法を紹介した。

dragon

そんなに難しいペーパークラフトではないのだが、もしかすると、それでもめんどくさい、という方がおられるかもしれない。

そんな人はこんなのどうだろう。

マッハの本


四角いポストイットを二つ折りにして、テーブルの上に置いただけである。
この写真、どう見えているだろうか?二つのポストイットが、同じように見えているだろうか?
これを別の角度から撮影したのが次の写真である。

マッハの本

実は、片方はテーブルに寝かせた状態、もう片方はテーブルの上に立てた状態で置いてあったのである。
最初の写真を見ると、両方とも寝た状態に見えていたか、あるいは、両方とも立った状態に見えていたのではないだろうか?

さて、
この程度だったらめんどくさがり屋の人でも、やってみようという気になるのではなかろうか?
四角い紙(できるだけ小さい無地のもの)を二つ折りにして、テーブルの上に立った状態で置いてみよう。
このとき、上の写真と同じように、開いた方が自分を向くようにしてほしい。

では、片目を閉じて、頭をできるだけ動かさないようにして、この紙を見つめて欲しい。しばらく念じていると、上の写真の左側の紙のように、寝た状態で置かれているように見えてくるはずだ。つまり、谷折りになっているはずの折れ線部分が、山折りに見えると言うことである。

その状態で頭をゆっくりと、いろいろな方向に動かしてみると…おお!紙が頭の動きに合わせてヒョコヒョコと動き出すではないか!

それからもう一つ、注意して観察すると面白い点がある。
それは、紙の表面の色(白さ・明るさ)の印象である。
谷折りが山折りになると、そのときの照明条件に応じて、紙が妙に黒っぽく見えたり、逆にすごく白く(場合によっては光り輝いて)見えたりするはずだ。

こういうの、小学生対象の実験ショーなんかでやったら受けるんじゃないだろうか?

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2006/12/26

東大キャンパスでGPS

GPS

MAPLUSポータブルナビを職場で使ってみました。
上の写真は、三四郎池の周りを歩いたときの軌跡です。
やはり初期化に時間がかかります。測位できるようになるまで、20分程度かかりました。ただし、途中で我慢できずに歩き回ってしまいました。じっと我慢していれば、もうちょっと早く初期化が終了したのかもしれません。

三四郎池には、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ハシボソガラスの他に、カルガモも来ていました。

三四郎池を一回りして研究室に戻ると、心理実験のデータが数件届いていました。それでもまだぜんぜんデータが足りません。



2006/12/25

努力!根性!無敵!のクリスマス

今回のクリスマス、娘(3歳)へのプレゼントは3点であった。

一つは、プラントイ社(Plantoys)のオルゴール(6401)、もう一つは、同じくプラントイ社の海賊船セット(6105)であった。この会社の製品は、デザインや木の手触りが気に入っていて、他にも何点か購入している。

クリスマスプレゼントの残る一点は、

超合金魂 GX-34 ガンバスター

である!
いやー、欲しかったんだコレ。

はい、娘へのプレゼントですよ、もちろん。

最初はバスターマシン一号、二号が分離した状態で箱に入っていました。
では早速、

合体しましょう!(5話)

ということで組み始めたのだが、ほとんどパズルですな。
実際のガンバスターが瞬間的に合体を完了してしまうのが信じられません。

説明書を見ながら、なんとか合体が完了。
そこで娘と一緒に、叫んでみました。

ガン!バス!タァァ!(5話)

いやー、これ、すぐ転びますね。
そのたんびに、壊れるんじゃないかとヒヤヒヤさせられます。

ガンバスター


盛り上がったところで、このオモチャを手にDVD鑑賞開始。
2話で、ユングとおねえさまがマシーン兵器でやり合うシーン。
「あー、喧嘩してるねー?」
と娘に振ってみると、次のような返事が返ってきました。

「ん?喧嘩じゃないよ、勝負だよ!

ちゃーんと内容を理解していますね。
なんとなく、いじめを「遊び」と言い換えるロジックに近いような…

さて、本日はクリスマスということで、近場の教会に行ってきました。
とぅじがクリスチャンなので。

娘は、賛美歌2,3曲聞いたところで眠ってしまいました。
私は、会場に集まった人を見ながら、「こんだけ人がいるんだったら、自分の心理実験に被験者として参加してくれんかなー」、などと思っていたのでした。
いつもは教会に行っても訳分からん状態なのですが、今回は事前にCeltic Womanのクリスマス曲集(A Christmas Celebration)を聞いていたので、ある程度は理解できました。

帰宅して目が覚めた娘のそばで、ガンバスターをいじくりまわす私。
そんな私に娘が言った一言。

「つかまえたあっ!…ってやって?」

これはもちろん、4話のラストのことですね。
なかなか良い方向に育ってます、うちの娘。

で、バスターコレダーを展開した状態にして、娘としばらく遊びました。
「つかまえたあっ!」…って。



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2006/12/24

安倍川河口でGPS (MAPLUSポータブルナビ)

天気が良かったので、また安倍川河口に行ってきました。

ジョウビタキ雌

ようやくジョウビタキ雌を枝かぶり無しで撮ることが出来ました。
しかし背景の枝がじゃまで、鳥の輪郭がわかりづらくなってしまいました。


イソヒヨドリ雌

この場所では初めて見るイソヒヨドリ雌です。
私にとっては「沖縄の鳥」というイメージなので、静岡で遭遇すると、なんとなく違和感があります。


カシラダカ

今回、一番そばまで寄らせてくれたのがこの鳥です。
なんとなくカシラダカと思いこんでいましたが、カシラダカでしょうか?


カシラダカ

このポワポワの頭に触れてみたくなります。
撮影距離6〜7mといったところでしょうか。


カシラダカ

違う角度から撮影すると、ニヤリと笑っているように見えます。
実際には笑っている訳ではないんでしょうけれど、人間以外の生物種の顔から、表情を読み取ってしまうというのは、なんだか変です。この辺、つっこんで考えてみると何か面白い研究ネタが出てくるかもしれません。以前、人間以外の動物の視線方向判断に関する実験はやったことがあるんですが。


トビ

トビも相変わらず近くまで寄らせてくれます。
ここまで撮影してこの日は終了となりました。

さて、今回は、GPSレシーバーを装着したPSPをポケットに入れて行きました。
ソフトウェアはMAPLUSポータブルナビという地図表示ソフトです。
今回はほとんど歩き回ることがなかったため、GPSの出番はほとんどありませんでしたが、知らない場所ではそれなりに役に立つかもしれません。今度、沖縄にいったときに使うのが楽しみです。

ただ、初期化にものすごく時間がかかるため、実用性の点でやや難があります。電源を入れ直すたびに、数分以上待たされてしまいます。現地についたら、ちょっと時間をかけてGPSを初期化し、あとは電源を入れっぱなしにする、というのが正しい使い方なのかもしれません。PSPのバッテリーは4時間前後は保つようなので、私の標準的なフィールド滞在時間以内なら動き続けてくれることになります。

もう一つ問題なのは、屋外だとPSPの液晶画面がものすごく見づらいということです。もしかすると、屋外でゲームがやりたい人のためのフードなどが売られているのかもしれませんが、あまりゴテゴテするようだと、携帯性が阻害されますので、フィールドに持ち出す気にはなれません。他にもデジスコシステム一式を抱えて歩き回るわけですから。

このMAPLUSというソフトは、「おこのみスポット」というのを地図上に登録する機能があります。本来は、レストランや公園、知人の家などを登録するための機能なのでしょう。
しかしこの機能を、生き物観察記録のために使えないかどうか、しばらく試してみることにします。今回は鳥を中心にあれこれ観察してきたわけですが、例えばハシビロガモを見たら、その地点で「おこのみスポット」を登録し、登録名を「ハシビロガモ」とし(本来はレストラン名など)、メモ書き部分に、観察した日時などを記入することにします。
今回は帰宅してからデータを登録しましたが、現地でやると…位置情報は正確になるでしょうが、撮影する機会が少なくなってしまうかもしれませんね。すぐに面倒になってやめてしまうかもしれません。なにしろ、いろいろなデータは、写真に撮れば写真の中にもたっぷり記録されるわけですから。まあ、それでも地図と合わせて情報を整理できるのは、(少なくとも今は)楽しいですね。

えーと、
今回フィールドにいる間は、研究のことは完全に頭から消え去っていましたが、ここまで読んでくださった方が私のやっている心理学実験に参加してくださるとうれしいです。

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2006/12/21

レポート書けたかな?

ここ1、2ヶ月の間、このブログの検索キーワードで最も多かったのが、

ミュラーリヤー錯視
レポート
考察
実験

といったものでした。
明らかに、心理学実験演習のレポートを書くために、学生さんが情報収集を行った痕跡でしょう。

中には、

ミュラーリヤー錯視 実験5 

などというキーワードで検索してきた人もいましたが、おそらく、実験演習の種目がいくつかあって、5番目の課題がミュラーリヤー錯視だったんでしょうね。
あまり良い検索キーワードとは思えませんが、学生さんたちの必死な姿が目に浮かびます。

しかし、
こういったキーワードでここに来る人が、数日前からぱったりといなくなりました。

レポートの提出期限がそのくらいだったんでしょうかね?
ちゃんと書けましたか?

レポート書き終わって、ちょっと時間的余裕ができたのだったら、私がやっている心理学実験にも参加してください。
ああ、もうレポート書きの学生さんたちがこの記事読むわけないのか…

教員もねえ…締切があるわけじゃないけどレポート(論文)書いて先生(ジャーナル)に提出(投稿)しないといけないんだよね…
でも、データが足りないとどうしようも無くて…

このまんまだと単位もらえないかも。

2006/12/19

実験に参加してくれた方の割合: 2006年11月

このブログでは、インターネット上でできる心理学実験の被験者を募集しています。

実験の入り口になっているページに設置してあるアクセスカウンターによると、2006年11月のアクセス数は235でした。
一方、実験管理サーバーに蓄えられたデータ数は、36件。
とうことは、15%の方が被験者として参加してくださったことになります。

報酬もないのに御協力いただいた15%のみなさん、ありがとうございました。
実験データはまだまだ不足していますので、残りの85%のみなさんも、お時間がありましたら御協力いただけますと幸いです。







2006/12/18

はじめてのXX

人生で初めて何かをする。
結構感動するもんですよね。

初めての出産
初めての富士登山
初めての海外旅行
初めての学会発表
初めての小学校登校

でも、こういう「初めてのXX」って、上に書いたようなわりと大きなイベントがらみの場合よりも、もっと面白くて感動するシチュエーションがあります。
それは、大人だったら誰もが日常的にやっているような普通のことを、子供が初めてやる、っていうやつ。

テレビ番組の企画で「はじめてのお遣い」みたいのがありますが(批判もいろいろあるんでしょうが)、買い物というごくあたりまえのことを、人間として初めてやる、人生で初めてやる、ってところが面白いんですよね。
なんでそれが面白いのか自分でもよくわかりませんが。

さて、
うちの娘(三歳)にもそんな「初めてのXX」が、また一つありました。

大好きなバズ・ライトイヤーのDVD(CGじゃなくセルアニメのやつ)を見ていた娘。
真剣に集中して見ていたため、なんと正座です。

鑑賞終了。人生で初めて、

足がしびれました。

貴重な瞬間に立ち会えたことに感動してしまいました(^^

ところで、

私はインターネット上で心理学実験をしているところの一人の実験心理学者なのですが、この記事をここまで読んだあなたが、もし心理学実験に被験者として参加した経験をお持ちでないなら、ぜひ、

初めての被験者

を体験してみてください。




2006/12/17

ホローフェイス錯視を実際に体験してみる (1)

前の記事で紹介したホローフェイス錯視ですが、こういった錯視は、実際に体験してみると面白さが倍増します。

そのための方法の一つは、百均ショップかなんかでお面を買ってきて、それを裏から見てみるというものでしょう。それが面倒ならば、Youtubeで「hollow face illusion」をキーワードにして検索すると、この錯視を動画で体験することができます。「実際に体験」するわけではありませんが、やはり動画で見ると面白いですよ。

さて、Youtubeで「hollow face illusion」を検索すると、一緒に引っかかってくる動画があります。変な生き物のオブジェを撮影した動画で、「Dragon illusion」とかなんとかいうタイトルが付いています。実はこれもhollow face illusionと同じ効果の錯視です。

このオブジェは、頭の部分の凹凸が逆になっているドラゴンのペーパークラフトで、このページから展開図をダウンロードすることができます。PDFのファイルです。これをプリンターで印刷して組み立ててみてください。簡単です。

できあがったドラゴンをテーブルの上に置いて、片目を閉じてじっと観察してみましょう。ドラゴンの顔が見える方向から見てくださいね。しばらくすると、ドラゴンの頭部が、作ったのとは逆に見えてきます。凹凸が普通とは逆になるように作ったわけですから、このときは、「普通の」凹凸に直って見えることになります。

ではこの状態で、あなたの上半身をゆっくりと左右にゆらして見ましょう。キャンプファイヤーで「もーえろよもえろーよー」とか歌ってる時みたいに。その動きにあわせてドラゴンの頭が

ゆらゆらと動いて

見えるはずです!

では、ゆっくりと立ち上がってドラゴンを上から見下ろしてみましょう(片目のままで)。なんとドラゴンの頭が動いてあなたを見上げます!

なにかの拍子に、ドラゴンの顔の凹凸の見え方が、本来の見え方に戻ってしまうことがあります。そういう場合は、頭をできるだけ動かさずにじっと見つめていてください。しばらく念じていれば、また凹凸が逆に見えてくるはずです。

自分の手のひらの上にドラゴンを乗せて、ゆっくりと手のひらを動かし、いろいろな方向からドラゴンを観察するのも面白いですよ。あなたの手の上で、ドラゴンの頭がひょこひょこと動きます。いや、動いているように見えます。

dragon

dragon

dragon


実際にやってみると、

かなり気味の悪い体験になるはずです。

誰かがそばにいたら、「ちょっと見てみ!」と声をかけたくなることうけあいです。

やってみてください。

さて、
ホローフェイス錯視は、実験心理学での研究対象の一つとなっています。
こういった現象に興味のある方が、私のやっている心理学実験に参加していただけると大変うれしく思います。
また、実験に参加してくださった方が、誰かほかの方に「ちょっとやってみ!」と私の実験の宣伝をしてくださると、うれしさが倍増します。
どうか。

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2006/12/14

黄色くなりました

銀杏

東大の銀杏の葉っぱが綺麗です。
私がいるのは本郷キャンパスの方ですが、お近くの方はちょっと立ち寄ってみたらいいと思いますよ。

遠方の方は、本郷キャンパスまで足を運ぶのは大変ですので、インターネット上の私の心理学実験室でも覗いていってください。

2006/12/10

安倍川河口で二刀流

コサギ

今日はED50(口径50mm)とEDIII(口径60mm)という二つのフィールドスコープを持って安倍川河口に行ってきました。
まずはED50で撮影開始。
最短撮影距離が短いので、ED50なら昆虫撮影も楽です。
で、久しぶりに昆虫(蝶)を撮影しましたが…全滅。
全部ボケボケでした。

日がかげってきたところでEDIIIにチェンジ。

ジョウビタキ雌


藪の中のジョウビタキ雌が撮れました。
これで枝が無ければ…

タヒバリ

撤収中に遭遇したこの鳥は…タヒバリ?

ビンズイ

これは以前、この場所の近くで撮影した鳥ですが…なんか違いますね。これはビンズイ?

今日は撮影中に、年季の入ったバーダーの方から声をかけられました。
いろいろと貴重なお話を伺ったのですが、私の探鳥力がもうすこし向上すれば、この場所で撮影できる鳥の種類がずいぶんと増えそうです。精進しなければ。

その方は、私との会話中にも「あ、xxが来た」などと教えてくださるのですが、私は鳥が来たことにまるで気づきませんでした。
もっとも、今の私と一年前の私を比較しても、フィールドにいる間に見えてくる鳥の数が全然違うのですから、何年も鳥見を続けている方は、私なんかとは見えている世界がまるで違うのでしょう。

さて、鳥見とはぜんぜん関係ありませんが…
ここまで読んでくださった方が,私のやっている心理学実験に参加してくださると,大変嬉しく思います.何か報酬が出るわけではありませんが,どうかご協力ください.


2006/12/09

はじめてのお遣い(簡略版)

娘(三歳)に、ショッピングセンターで買い物の練習をさせてみた。
「はじめてのお遣い」というほどではないが、品物とお金を持たせて、一人でレジに並ばせてみた。
ちゃんと順番を待って、品物を渡して、お金を渡して(お釣りは出ないようにしてある)、袋詰めされた品物を受け取る。
そこでこちらに戻ってくるかと思ったが、しばらくそのままレジ前で待っている。
レシートを受け取って、ようやくこちらに戻ってきました。
うん、よくわかってる。

わたしととぅじで、それぞれ一回ずつ娘をレジに並ばせた。

とぅじが娘に買わせたのは、プラカップ一杯分のお菓子であった。
バイキング形式で、好きなお菓子(キャンディー、ビスケット、グミ、ラムネ、ect)を、カップ一杯分つめこんで315円。

一方、私が娘に買わせたのは、

鬼神伝承〜眷属十二神将〜

のフィギュア一個であった。
これでまた娘の「かみさま」コレクションが増えたことになる。
箱を開けてみると、入っていたのは因達羅大将であった。
こ、これは…滅茶苦茶カッコイイ!
どうやら新薬師寺の十二神将がモデルになっているようだ。
ほかの11体もコレクションしたくなってしまう。
一個しか買わなかったのが悔やまれる。
ちゃんと大人買いするべきであった!

いや、娘の買い物練習してたんだっけ。

2006/12/09

PSPで心理学実験は可能か?

PSPを買ったのは発売直後だったと思います。
ずいぶん前ですね。
にもかかわらず、無線LAN機能でインターネットに接続して、ウェブページをブラウズできるということを今日初めて知りました(^^;

試しに、私の心理学実験のページに行ってみたのですが、残念ながら、実験プログラムをPSP上で動かすことはできませんでした。
今のところ、実験プログラムをJAVAで書いているのですが、PSPは(少なくとも現時点では)JAVAをサポートしていないようですね。
FLASHでインターネット上の心理学実験をやっている研究者もいるようですが、FLASHならPSP上でも動くようです。
試しに、Cognitive Dailyで紹介されていたTone deafnessの実験プログラムを動かそうとしたら、メモリ不足で動きませんでした(^^;

まあ、わざわざPSPで実験に参加するような人はいないでしょけどね。

私の実験に参加してくださる方は、ぜひ普通のPCからご参加ください。

2006/12/09

ホローフェイス錯視って何だ?

前の記事で,「ホローフェイス錯視」という言葉を使ったのですが,以下のような目の錯覚のことです.


hollowface0

上の写真は,人面の石膏像が二つ,壁から飛び出しているオブジェです.それをほぼ真正面から撮影しました.どちらの顔もあなたのほうを向いているように見えますね(ちょっと左にずれちゃいましたが).
左の顔と,右の顔は,光の当たり方が違うように見えますね.左の顔は,上のほうから光が当たっているけれど,右の顔は下から光が当たっているように見えます.床にライトが置いてあるのでしょうか?

では,この写真を撮影した位置から,カニ歩きで左に一歩移動してみましょう.そうすると,今度は斜め方向からこのオブジェを観察することになります.その状態で撮影したのが次の写真です.

hollowface1


なんだか右側の顔が変ですよ!
左側の顔にはおかしいところはありません.壁から人面が立体的にでっぱっている様子がよくわかると思います.
しかし,右側の顔は,最初の写真とは(壁に対する)向きが違ってしまっているじゃないですか!

このオブジェを観察している人を追尾して,人面の向きが変わるようなギミックが仕込んであるのでしょうか?

タネ明かしをしましょう.
実際には,右側の顔は,壁面から出っ張っているのではなくて,えぐれていたのです.左側の顔がオス型だとすれば,右側はメス型だったってわけです.

人間の脳の視覚系は,特別な情報が与えられない限り,物体を出っ張ったものとして判断する傾向があるようです.
また,人面は普通はでっぱっているもので,へこんでいる人面を見ることは日常生活ではほとんどありません(お面の裏側を見るとか,そんなときくらいでしょう?).もしかすると,「人面=でっぱっている物体」という知識が視覚系の中に組み込まれていて,人面っぽいものを見ると,(特別な情報が与えられない限り)出っ張っていると判断してしまうのかもしれません.

へっこんでいるものを出っ張っていると間違って判断してしまうため,本当は人面の向きは変わっていないのに,まるで観察者(今回の場合は写真の撮影者=カメラ)の動きに合わせて顔の向きが変わっているように感じられてしまう.
これがホローフェイス錯視です.

知覚心理学の教科書を調べれば,もうちょっと詳しいことが書いてあるんじゃないかと.


[おねがい]
このブログで紹介している心理学的現象は、被験者さんたちの協力によって見出されてきたものばかりです。わたしも新現象発見のために、被験者を必要としています。自分がやらなくても誰かがやるから大丈夫でしょ、と思ったらそれは大間違い。
あなたの協力が必要なんです。下のアイコンをクリックすると実験内容を説明しているページが開きます。5分から10分程度の間、簡単なゲームのようなことをしていただいています。どうか御協力ください。
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2006/12/03

安倍川でツグミに出会ったが…

ツグミ

疲れていたので、おにぎり食べて帰ってきました。

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瀬山淳一郎

Author:瀬山淳一郎
とある大学の心理学研究室のすみっこで実験心理学の研究をしている一児の父です。インターネット上で、あまり心理学っぽくない心理実験をやっています。ちょっとした空き時間(数分程度)のあるときに実験に参加していただけると助かります。下のアイコンをクリックすると、実験のページが開きます。

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